テーマ27 私たちと経済
経済活動の意義
経済活動…人間が社会の一員として自らの社会生活を支える重要な基盤
- 人々は、分業して働くことによって、生産活動を拡大する
→生産された財やサービスを交換し、分配する
- 経済とは:財のもと、資源を活用して生産を行い、交換を通じて最終的に消費するための活動
資源の希少性とトレードオフ
資源の希少性 = 資源は限られている
- →資源を何らかの形で利用すれば、何かを犠牲にしなければならない = トレードオフ
- 経済活動は、選択に伴う機会費用が何かを考えて行う必要がある
- 金銭的なものでなくても、選択の際に考慮に入れる必要がある
- 金銭的なものでも、過去に支払い終わり、もう回収できない費用(埋没費用、サンク・コスト)は選択の際のトレードオフとは関係ない
経済主体と経済の循環
- 三つの経済主体:家計、企業、政府
- 家計…企業や政府に労働力を供給し、その見返りに賃金を受け取る
- 可処分所得:すべての所得から税金と社会保険料を差し引いた残り
- →消費支出の原資で、その余りは現金・預金などの財産となる
- 企業…生産技術を活用し、労働力 と 資本
を用いて生産活動を行う
- →利潤(売上高-諸費用〔人件費+原材料費+減価償却費など〕)をできるだけ大きくすることが目的
- 政府…経済の効率性と 公平性 のバランスに配慮しながら経済を調整する
- 租税などの収入をもとに行政サービスを提供する
- 経済政策を行う→家計の活動を支える労働政策や福祉政策、企業活動を調整する
- 産業政策や貿易政策などをとおして、一国の経済の方向に影響をあたえようとする
グローバル化のなかの経済活動
- 経済のグローバル化
- 経済循環は国内にとどまらず、外国との貿易は増加している
- 国境をこえて活動を行う企業(多国籍企業)も多数ある
- →国際的な合併や買収もさかんになっている
- 消費者も世界中の国の商品を購入している
- 日本にいながら外国資本の企業(外資系企業)で働いたり、日系企業の外国支社に勤めたりすることもある
- 多様な国籍の人々が同じ職場で働くこともある
- →ダイバーシティ(多様性)経営…多様な人材を活用する経営戦略
- 政府による積極的な対外投資や外国企業の企業活動に応じた法制度の充実