テーマ28 現代の企業
企業の種類と活動
企業…保有する資本を利用するとともに労働者を雇用することで財・サービスの生産活動を行う
- 企業の種類
- 1 公企業…政府や公的機関が出資
- 2 私企業…民間が出資→個人企業と法人企業に分けられる
- 会社企業:法人企業で営利を目的とする会社→代表例が株式会社
| 個人企業 |
個人商店、農家など |
| 法人企業 |
会社企業:株式会社など 組合企業:生活協同組合、農業協同組合など |
| 公私合同企業 |
地方公営企業:水道、バス、ガスなど 独立行政法人形態ほか:国立印刷局、造幣局など NTT、JTなど |
- 企業の活動
- 4 設備投資:機械設備の導入など
- 広告・宣伝…利潤の増大をはかるために行われる
- 研究・開発(5 R&D)…新製品・新技術の研究・開発をするために投資
- 合併・買収(6 M&A)…企業競争力を高めるために行われる
- →7 コングロマリット(複合企業:異業種の企業を合併・買収して多角化をはかる企業のこと)
株式会社のしくみ
- 株式会社の特質
- 8 株式の発行によって集めた資金をもとに設立。出資者は9 株主
- →9 株主は出資比率に応じて10 配当を受ける権利や11
株主総会の議決権をもつ
- 9 株主の12 有限責任:企業が倒産した場合、負債の弁償義務はない
- 株式会社の価値と資産
- 株式の時価総額は、企業価値をあらわすやすとなる
- 純資産:企業の総資産から総負債を引いた残り(発行済み株式や、配当されずに蓄積された13 内部留保など)
- 14 所有と経営の分離 …経営者が9 株主の代理人として経営にあたる
企業の社会的責任
- 15 コーポレート・ガバナンス(企業統治)の強化
- 16 ディスクロージャー …経営実態について積極的に情報公開する
- 17 コンプライアンス(法令遵守)を重視し、社外取締役や監査など外部からの意見を取り入れる→株主の利益も守られる
- 企業の社会的責任(18 CSR)
- さまざまな19 ステークホルダー(利害関係者)の便益を考慮
- メセナ:芸術などの文化的活動を支援すること
- フィランソロピー:慈善事業による社会貢献
- 投資家がESG投資を通じて環境や社会に配慮して企業に投資する動きもある
財務諸表
- 損益計算書:一定期間の利潤を計算するために作成
- 貸借対照表(20 バランスシート):過去から蓄積(ストック)された資産や負債の状況
- 21 他人資本:銀行借入や社債発行など
- 22 自己資本:資本金などの純資産
- 23 自己資本比率 = 自己資本 ÷ 総資産(総資本)を総資本(総資産)で割った比率であり、企業の健全性のめやすとなる
- キャッシュフロー計算書:現金や預金などのお金の流れ(資金の収支)の実態を示す